追跡・沖縄の枯れ葉剤
埋もれた戦争犯罪を掘り起こす
高文研
ジョン・ミッチェル著/阿部小涼 訳
2014年11月発行
四六判・256ページ
本体価格1800円
ISBN 978-4-87498-556-4
「本書は、沖縄におけるエージェント・オレンジについての、私の四年間に
及ぶリサーチの集大成である。証言や写真、文書のなかには、本書で初めて
明らかにするものも含まれている。沖縄におけるエージェント・オレンジの
使用は、前代未聞の犯罪であり、米国政府がそれを隠し続けるならば、日米
関係の根幹に深刻な影響を及ぼしかねない。」
(プロローグより)
及ぶリサーチの集大成である。証言や写真、文書のなかには、本書で初めて
明らかにするものも含まれている。沖縄におけるエージェント・オレンジの
使用は、前代未聞の犯罪であり、米国政府がそれを隠し続けるならば、日米
関係の根幹に深刻な影響を及ぼしかねない。」
(プロローグより)
「これは、綿密な調査に基づく告発の書だ。日米両政府は、事態を直視すべきだろう。戦争は敵味方関係なく、多くのひとを長年にわたって苦しめつづける。沖縄の基地問題や戦争の非道さを、「対岸の火事」ではなく「自分のこと」として考えるためにも、必読だ。」
三浦しをんさん、朝日新聞、2015年2月1日
三浦しをんさん、朝日新聞、2015年2月1日
高文研の担当編集者より
「ジャーナリストのジョン・ミッチェルさんの、四年間に及ぶ沖縄におけるエージェント・オレンジについてのリサーチの集大成をまとめたのが本書です。証言や写真、文書のなかには、この本ではじめて明らかにするものも含まれています。沖縄におけるエージェント・オレンジの使用は、史上かつてない犯罪であり、米国政府がそれを隠し続けることは、今日の日米関係の根幹にも関わる事柄です。もしかしたら沖縄だけでなく、みなさんのそばにも隠されている可能性だってあるかもしれません。」 (山本邦彦さん)
「ジャーナリストのジョン・ミッチェルさんの、四年間に及ぶ沖縄におけるエージェント・オレンジについてのリサーチの集大成をまとめたのが本書です。証言や写真、文書のなかには、この本ではじめて明らかにするものも含まれています。沖縄におけるエージェント・オレンジの使用は、史上かつてない犯罪であり、米国政府がそれを隠し続けることは、今日の日米関係の根幹にも関わる事柄です。もしかしたら沖縄だけでなく、みなさんのそばにも隠されている可能性だってあるかもしれません。」 (山本邦彦さん)
独立系メディア「E-wave Tokyo」から
「個人的な取材活動だけでなく、インターネットを駆使した日常的なやりとり、また、アメリカや沖縄での関連イベントの開催やシンポジウムでの直接的な人々との交流も彼にとって欠かせないものだった。アメリカ人でなかったことがこの問題を第三者的に取材し、捉えるうえで大きな意味を持ったとも言えよう。果たして、その成果はまさに『調査報道』の神髄を究めたものであり、沖縄県だけでなく日本人全体にじっくりと読んでほしい珠玉の一冊となった。」 (池田こみちさん)
「個人的な取材活動だけでなく、インターネットを駆使した日常的なやりとり、また、アメリカや沖縄での関連イベントの開催やシンポジウムでの直接的な人々との交流も彼にとって欠かせないものだった。アメリカ人でなかったことがこの問題を第三者的に取材し、捉えるうえで大きな意味を持ったとも言えよう。果たして、その成果はまさに『調査報道』の神髄を究めたものであり、沖縄県だけでなく日本人全体にじっくりと読んでほしい珠玉の一冊となった。」 (池田こみちさん)